ジェニエニドッツのナンバーを最初に切り込むのはマンカストラップ。日本では他猫はほとんどはけてしまい、マンカストラップは客席に向かって唄うのですがロンドンでは違います。猫達は舞台上に残り、その仲間達に向かってマンカス兄貴が歌うのです。その長い手足を駆使しまして届く範囲の猫達全てを撫でながら優しく聞かせるような歌声は絶品です。歌いながらまずは足元にいるジェミマ、エレクトラ、エトセトラ、ヴィクトリアの雌仔猫達を片手でわしゃっと撫でたり両手で頭を包み込む様に撫でながら顔を覗き込んだりとその可愛がり方は大変です。いえ、大変羨ましい(笑) それから舞台左右に居る他の猫たちにも歌いかけ(やはり届く限りはなでてます(笑))中間達も皆マンカストラップを目で追いながら聞いています。保父さんのお話を夢中で聞いている園児達のようで微笑ましいです。そうそう「・・・with tiger stripes and・・」と言う所で(日本語ではトラーの縞模様〜♪です)兄貴がガオ!と言った感じに空中を両手で引っかいて虎の真似をするんですがそれを見た猫たちはWOW!とばかりに驚きます。確かにMUNK兄貴はデカイのでアメショと言うより白い虎ですが(笑)いや、ココは格好良いので見所なのです。(と言いますかジェニエニナンバーの兄貴は全てが見所と言っても良いのですが(笑)) |
「She sits and sits and sits and sits・・・」で舞台向かって右手側にあるトランク(ジェニエニドッツの登場口)に移動して行くのですが足の長さに感動します。その歩数で行くか!!と・・。そしてトランクの上でねっころがるのですがその姿がまた格好良いのです!と言うか優雅。組んでる足が妙に好きでした。長い〜! で、兄貴が歌っているときから少しづつ乗っかっているトランクのフタが開いてくるのですが。 この時に舞台中央のクアックソーを見ていますと、両手をぱんぱんっと合わせてからトランクに向かって気を送るようなポーズで構えます。 |
するとそれに合わせたかの様にトランクが開くのです!ここで問題なのは彼がクアックソーだと言う事です。ミストフェリーズではないのです、クアックソーは!マジック使っちゃだめじゃん(笑)使えないんじゃないのか・・と思いつつ見ていますと自分の両手を不思議そうに見ながら「デキチャッタ!」って感じのリアクションを取られます。だからできちゃまずいって・・。近くにいるコリコパット&タントミールがかなりびびった表情していてまた笑えるのです。でもくあ蔵さんが自慢気な顔をするとふいっと行ってしまうのです。クール・・(笑) |
そしてトランクから主役(であるはず)のジェニエニドッツおばさんがご登場。そして歌い手はマンカストラップから3ガールズのジェリーロラム、ディミータ、ボンバルリ―ナに移ります。タイヤに座って3匹で手で振りをしながら歌うのですがこの際トランク横の滑り台上部にMUNK兄貴とスキンブルシャンクスがいまして3ガールズの振りの真似をしてたりするので見逃せません。ここは見逃さないくせにジェニエニおばさんは見逃してる辺りイカントモシガタイ訳ですが(苦笑) そして可愛い子ネズミ達登場です。雌の仔猫の四匹担当。ねずみの被り物をして舞台右奥で繕い物をしています。この時ばかりはお転婆エトセトラちゃんもおとなしくねずみっこしている訳ですがねずみを脱いだ瞬間に元のエトちゃんに戻って大はしゃぎで可愛いのです。 そして1番が終わりまして2番冒頭。歌い手は3ガールズからまたマンカストラップに交替します。ここは見所の嵐ですのでへっぽこ絵で解説をば。 |
こちらはパターン1。クアックソー ひとりあそびバージョンです。 自分のしっぽを追いかけてぐるぐる ぐるぐるバターになりそうな勢いで やぐるったクア蔵をMUNK兄貴が 落ち着かせて歌い始めます。 | パターン2。アロンゾが居る場合。 アロンゾはゴキにならない時は 舞台上に居るのです。 喧嘩とまではいきませんが 睨み合う2匹をたしなめてから MUNK兄貴は歌い始めます。 そしてパターン2には更に! ↓ ↓ |
「ごめんね〜?」とばかりに擦り寄って行くクア蔵。「良いよ」って感じのアロンゾ。 仲直りです。でもその姿勢なんか面白いです。アロンゾの腕の間でくつろぐクアックソ―。 なごやかに2匹で歌うマンカストラップを見てるわけですが。 四季猫でタンブルとカッサンドラとかがしてそうな姿勢です(笑) らぶらぶか、らぶらぶなんか、君ら!と思わずツッコミたい気分でした。 |
と、そちらばかりに気を取られていてはいけません。大切なものを見逃します。デヴィットマンカストラップ限定お宝映像です(笑)←もっと他に言い方はないんか・・ 2番目の歌い出し「I have a gumbie cat in mind,Her name is jennyanydots.」の部分です。見逃しても聞き逃してもならない部分は歌詞ではありません。マインドとハーの間です。 この時にMUNK兄貴は片手を顔の横に持っていき、片足を上げながら「Chu!」っと。チュッとするのですよ!!!!! 「Chu」ではなく舌打ちっぽく聞こえる時もありますがチュ、で投げキッスだと思うと数倍楽しいです(オイ) 本当に本当に格好良いのです。自分が格好良い事を知っています、兄貴!(笑) ほんの一瞬の出来事なのでマンカストラップファンは見逃すと後悔しますがそうなければまぁクア蔵とアロンゾのいちゃぶりを見ていても楽しいと思います。 なんにせよデヴィットマンカストラップ限定小技らしいのでキャストが違いましたら諦めてくださいませね・・。こればっかりは運ですしね・・。 |
そして歌う兄の大きく広げられた長い足の間にジェニエニおばさんがずぼっとつっこんできて大変びっくりした顔をされます。それからおばさんの後ろに回りしっぽを根元から先っぽにかけてなでなでするのですが妙にやらしいです、兄貴(笑)おばさんも大変気持良さそうなのです・・。 で、歌い手チェンジ。また3ガールズになります。今度は軽く踊りながら歌います。その間に第一ゴキブリ、ビルベイリーゴッキーがにへにへしながら舞台中央にやってきます。 |
それを見てオバサンもこもこのひょうたんのような衣装からまだら模様のジェニーちゃんに変わります。その時にひょうたん上着を脱がせるのはMUNK兄貴の役目なのです。音楽に合わせて1番上からバッ!・・・バッ!・・・バッ!と徐々に前を広げて行くわけですが「・・・」の時に確認する様に引いて見る所がなんだかやらしいです、兄貴(又か!(笑)) 前を広げ終わったら後ろに行って羽交い締めな体勢になるのですがこれまたなんだかやらし(以下略)マンカストラップが後ろで支えている間に3ガールズ(とクアックソーもだったかな・・)が靴と帽子をそれぞれ取って行きます。そしてMUNK兄貴が後ろから上着をはぎとりオバサン準備完了でぞろぞろと出てくるゴキブリ達に向き直ります。 |
3ガールズとクアックソーはおばさんの衣装を脱がせるとそのまま舞台からはけて行きます。マンカストラップはおばさんの上着を持って舞台奥のタイヤの所で座りこみます。この時にスキンブルがトランクの上辺りに出てきて、エトセトラちゃんが左手の方から舞台上に出てきます。アロンゾが居る時は彼はタイヤの後ろの方の土管辺りに居る事が多いかな。 舞台センターにはおばさんと残りの猫達のゴキブリ。タップダンスシーンです。 しかしここで問題が!!私ほとんどタップしてるゴキブリさん達を見ていませんでした。おばさんに至ってはうすぼんやりとしか残っていません。じゃ、何見てたんですか。と言うと後ろのエトセトラちゃんです(笑)&マンカストラップも・・。 MUNK兄ィはタイヤに座ったまま舞台の様子を楽しげに見守っております。と、思ったら仕切っています!(笑)どうやら次代のジェニエニドッツは彼の様です。その長い手をひらひらしながら仕切ってました・・。恐るべしリーダー。 で、アロンゾは後ろの方でおとなしく見ていたり、ちょっと踊ってみたりしています。スキンブルは見てます。ただしエトセトラやんが暴走し始めるとお説教に降りてきますが(笑) そう、そしてエトセトラちゃん!彼女が大変可愛いのです〜vv タップしているゴキブリさん達に果敢にも挑んでいくのです。と言うかじゃれついてじゃれついて邪魔してるんですが(笑)ぴょこぴょこ跳ねながらゴキさん達のアトを追いかけたり、逆に追いかけられて怒ったり(笑)ゴキ衣装からはみ出てるしっぽにじゃれ付いて噛みついてみたり、それでフォークとかで追っ払われたり。それでもアタックアタックで1人で楽しんでいるのです。MUNK兄貴やスキンブルおじちゃんにこっちに来なさい、と呼ばれてもいかないもん!ココのが楽しいんだもん!とばかりに膨れっ面でくるくる回ってみたりもします。でもすぐ笑顔になってゴキのしっぽにじゃれじゃれ・・。本当に飽きません・・。 |
ゴキのタップが一通り終わりますと先ほどはけていったクアックソーとジェリーロラム、ディミータ、ボンバルリ―ナの3ガールズが舞台に戻ってきます。その時の歩き方と言いますか跳ね方が可愛いのですv両手両足ぴーんとのばしてぴょこぴょこたんたんな感じです。やけに楽しそうな所も(特にクアックソー・・)可愛い(笑) |
そして舞台にクアックソー、3ガールズも揃ったらジェニエニドッツとゴキブリと一緒に踊りますが、この時も私の記憶は他の事を覚えているのです(苦笑) そう!エトセトラちゃんです!!!大変激しくノリノリで後方土管上でダンスダンスダンス!ディスコダンス?いや、ツイスト?なんかよくわかりませんが(オイ)本気で楽しくってたまんない!って感じが可愛いのです〜vvいつもついついエトセトラに目が行ってしまうのです・・。 アロンゾが居る時はエトちゃんを見て横の方で一緒に踊っていたりします。アロンゾが居ない時はスキンブルおじさんにエトちゃんがこうやってやるのー!って教えてあげてたりします(笑) マンカストラップはタイヤの所で踊ってます、確か。 |
「For she’s a jolly good fellow」と全員で揃えて歌い、オバさんの「Thank you my dears!」でジャン!拍手〜!! そしてゆっくりとBGMが流れてゴキブリ役の猫達はゴキ衣装を脱ぎ始め、マンカストラップはジェニエニドッツのひょうたん上着を持ってタイヤの所からオバサンの所まで行きます。 で、MUNK兄貴が笑顔でオバサンに上着を渡している所に・・・・・!!!!! |